【蘭にまつわる用語集】栽培に関する用語
- Xuan He
- 9月23日
- 読了時間: 2分
今回は、栽培に関する用語を紹介します。
蘭に興味を持ち始めると、知らない言葉が出てきます。専門用語を知っておくと、栽培方法を調べたり、園芸店で店員さんに相談したりするときに役立つお思いますので、是非読んでみて下さい。
× self
同種内同個体実生。親株の形質を受け継ぐ子供が生まれやすい実生の繁殖方法。変異個体個体数が少ないものを増やす場合に多く用いられる。
× sibling (sib.)
同種内異個体実生。親株を上回る個体を作出するべく、別の個体の花粉を用いて実生繁殖させる方法。
1作苗
あと1年栽培すると開花サイズになるであろう株のサイズ表記。同様に2作はあと2年、3作はあと3年。
4倍体
染色体が通常2セットのところ、4セット持つ個体。“4n"とも呼ばれ、花や株が通常より大きい特徴がある。
BS
開花サイズ(Blooming Size)の略。花の咲いている株に限らず、開花可能な大きさに育っている株のサイズを表す。
NBS
Near Blooming Size の略。もう少しでBSになる株のサイズ表記。
mericlone (MC)
生長点培養によって増やされた株のこと。基本的に親株と同様の花が咲く。
original (OG or Div.)
株分け繁殖によって増やされた株のこと。株分け品という意味でDiv.(division の略)と表記されることもある。親と全く同じ形質を持つので、本物としての価値が高い。
実生苗
文字通り、実から生まれた苗のこと。種付けをして実った鞘の中に出来上がる種をまいて生まれてきた苗のこと。
compost
水苔やバークなどの植込み材料のこと。
【注釈】
引用元:JOGA(日本洋蘭農業協同組合)レビュー NO.31 P31 発行日 2024.10.18



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